2018年7月26日

モデルカーズ268号 2018年9月号

【特集】六連星の煌めき

SUBARU(スバル)――水平対向エンジン、FF、四駆駆動といった技術に秀でた、この稀有な自動車メーカーは、富士重工の名で1953年に設立された。「スバル」の名は、発売された製品としては無論あのスバル360(1958年)を端を発するが、実際にはさらにその前史が存在する。市販されずに終わった施策乗用車P-1型のネーミング、「スバル1500」がそれである。これは当時の社長・北謙治と、同じく取締役・戸田英一が名付け親。その意味としては、同社のルーツである中島飛行機が戦後解体されて生まれた12社のうち、5社が再糾合してできたのが富士重工であることを、示唆したものと言われる。富士重工は統合のために新設された会社で、これを合わせて全6社であることから、六連星のプレアデス星団(すばる)にちなんだ訳だが、その語源が「統(す)べる」であることも所以であるようだ。あるいはこのネーミングには、さらに大きなものを統べようとする野望が秘められていたのかもしれない。今回は、そんなスバル車の特集をお届けしよう。

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など

タイトル:
モデルカーズ268号 2018年9月号
定価:
1389円+ 税
発行年月日:
2018年7月26日

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