2017年4月21日

レイルマガジンvol.405

■特集: 交流電機の30年

本号では、交流電気機関車のJR化後30年間の足跡を振り返ります。1987(昭和62)年4月1日のJR発足時、交流電気機関車は6形式306輌が継承されました。しかしこの30年間で輸送体系の変化などからED77・ED78・ED79・EF71が形式消滅したほか、ED75・ED76も今年3月現在で稼働車はそれぞれ5輌・10輌と数を減らしています。他方で、ED79の後を継ぐかたちで青函トンネル用の複電圧方式の交流電気機関車EH800がデビュー、2013年(平成25)年に試作機が登場し、量産機も19号機まで落成しています。

 そこで本号では、〈ゆうづる〉や〈あけぼの〉をはじめとしたブルートレイン牽引時のカットなど多数の貴重な写真とともに、交流電機のこの30年間について配置や運用、輌数などの変化をもとにそのあゆみを整理しています。

 

■一般記事

  • 検測車やレール輸送車、救援車などの、いわば「裏方の車輌」である事業用車について、2016年度にJR旅客各社に在籍する全形式をその役割から目にすることが多い場所まで、2回に分けて解説します。本号では前編として、事業用車の機能や役割などの概論から、JR北海道・JR東日本所属車輌各形式の解説を収録しています。
  • 誌上グラフ「RM Gallery」では、八戸~久慈間を結ぶJR八戸線のキハ40系気動車を主題とした作品を収録。緑深き区間から太平洋沿いまでを走行する同線の魅力をお楽しみください。
  • 道床に散布する砕石の出荷拠点・中央本線初狩駅に着目したグラフ作品も収録します。スイッチバック構造の同駅では、機関車の入換や構内踏切など鉄道趣味的に興味深い情景が現在も繰り広げられています。
  • ところ変わってドイツでは、狭軌用蒸気機関車が各地で保存運転されています。それぞれの来歴や今年の運転計画など、訪独時のお役立ち情報を収録しています。
  • 本誌2017年2月号(401号)でご紹介した中国のナロー蒸機「芭石鉄路」について、続報記事を掲載しています。

 

■今月の連載記事

  • 好評をいただいている「続・名峰へのプロローグ」連載第4回目は、「日本第二の高峰・北岳」。標高3,193mという我が国で二番目に高い山を、小海線・身延線・中央本線・大糸線・飯田線からアプローチした作品を掲載します。
  • 「ガイドブック 最盛期の国鉄車輌」では、旅客用蒸気機関車C62形の章の第3回目となります。今号では、対北海道連絡の東北本線・常磐線での活躍や、同形式にとって最後の舞台となった函館本線での活躍ぶりを多数の写真とともに振り返るほか、結びとして引退後に保存されて車輌についても触れています。

 

■新車紹介記事など

  • 運行が間近に迫ったJR東日本E001形“TRAIN SUITE 四季島”の車内インテリアをレポートするほか、JR九州783系〈ハウステンボス〉用リニューアル車、東武鉄道70000系、横浜市交通局3000V形、明知鉄道アケチ100形を紹介しています。
  • 鉄道事業者自らによる解説記事として、JR東日本EV-E801系一般形交流電車、JR西日本87系“TWILIGHT EXPRESS 瑞風”、JR四国2600系新型特急気動車の3形式を収録しています。
タイトル:
レイルマガジンvol.405
定価:
1240円+税
発行年月日:
2017年4月21日

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