2017年10月21日

レイル・マガジン 411号 2017年12月号

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【特集】鉄路の要衝・高崎

 今月は高崎地域にゆかりの深い車輌や列車について特集します。関東から新潟方面に抜ける2大ルート、信越本線および上越線の結節点である高崎駅は、現在でこそ新幹線がそのメインの役割を担っていますが、往年は多数の昼行・夜行列車が行き交っていました。国鉄時代から続いた定期寝台列車としては最後となった〈あけぼの〉が3年前の2014年3月改正で廃止されたのも記憶に新しいところです。
 他方で、配置車輌という点で着目すると、高崎車両センター(旧新前橋電車区)・高崎車両センター高崎支所(旧高崎第一機関区)・高崎機関区(旧高崎第二機関区)の3つの車輌基地をJR東日本・貨物は擁しており、蒸気機関車・電機機関車・ディーゼル機関車・電車・気動車・客車・貨車と多様な車輌を見ることができます。
 そこで本号では、とりわけ1950年代以降に高崎地域を走行した車輌を年代別に整理・論述し、EF50やC57といった往年の名車からEF58・EF15・EF64・181系・185系・キハ35系など時代を彩った車輌群、そして現在も活躍しているEF60・EF65や復活蒸機まで、さまざまな名シーンを収録しています。

【一般記事】
・高崎線の近郊形電車として長らく活躍し、211系やE231・E233系に主役を譲りつつも、吾妻線や両毛線などで現在も活躍している115系電車ですが、高崎車両センターにてT1046編成を現車取材し、現況をレポートしています。
・JR発足後間もない1990(平成2)年から2000(平成12)年にかけて製造された、JR東日本の気動車キハ100・110系に関する連載記事の第3回目を掲載しています。最終回となる今回は、区所ごとに各線の運用についてまとめるほか、配置・改造履歴表を掲載しています。
・マヤ35形への置換えが予定されているJR北海道のマヤ34形について、グラフィカルな写真とともに同車のあゆみをまとめています。
・海外の話題では、ミャンマー国鉄で活躍する元キハ40系61輌について、その歴史や現況を解説するとともに、車号対照表や各車の特徴・運用範囲をまとめた一覧表を付けています。
・今年で10回目となる「鉄道のまち大宮 第10回 タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット」の受賞作品を掲載しています。

【今月の連載記事】
・「続・名峰へのプロローグ」第10回は、「ところ変われば姿変わる、八ヶ岳の奥深さ」。中央本線や小海線から見える八ヶ岳ですが、見る位置によって印象が異なってきます。その変化をお楽しみください。
・「最盛期の国鉄車輌」では、D50形蒸気機関車の章の第1回目となります。初回では、D50形(9900形)が登場に至った背景や、技術的な特長などについて解説します。

【新車紹介記事など】
・新車紹介記事では、八戸線用キハE130系500代のJR東日本による解説記事や主要諸元・形式図・床下機器配置図を掲載しています。
・京浜急行電鉄新1000形1次車(1001号編成)の更新工事の概要についてレポートしています。

タイトル:
レイル・マガジン 411号 2017年12月号
定価:
1148円+税
発行年月日:
2017年10月21日