2016年11月21日

レイルマガジンvol.400 2017年1月号

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特集: ディーゼル機関車DD51

 

通巻400号となる11月発売号では、国鉄時代に製造されたディーゼル機関車DD51を特集します。DD51は1962(昭和37)年に第1号機が登場して以来、合計649輌が製造され、非電化路線の雄として四国を除く全国各地で活躍してきました。しかし、客車列車の廃止や貨物列車の整理縮小に伴い、現在では定期運用は愛知機関区の仕業のみ、また旅客会社ではJR東日本とJR西日本に波動輸送用として在籍しているのみとなっています。
 そこで本号では、DD51の最盛期から現在に至るまでの盛衰を、輸送や運用などの観点からその軌跡を振り返ります。寝台特急〈出雲〉や〈北斗星〉はもちろん、伝説の急行〈ニセコ〉をはじめとする客車列車、磐越東線の三重連をはじめ1984(昭和59)年2月改正まで各地で見られた集配貨物、セメントや石灰石などを牽引した車扱い列車、初詣臨やお召列車など、1980年代から現在に至るまでの数々のシーンを貴重な写真とともに論述します。
 また巻頭には、誌上グラフ「Memorial Graph DD51と仲間たち」を掲載します。グラフィカルな写真で往年のDD51の活躍ぶりをお楽しみください。そして〈出雲〉やお召列車で活躍した後藤総合車両所所属の1179・1186号機のミニヒストリーも収録します。

・特別付録
 通巻400号を記念して、『レイル・マガジン』1994年12月号増刊として刊行した『RM POCKET9 DD51と仲間たち』の復刻版を特別付録としています。復刻版ですので、基本的には刊行時の内容のままとしていますが、約20年前の“DD51と仲間たち”の状況が分かる内容となっています。

・一般記事
 通巻400号記念記事として、本誌創刊時から国鉄分割民営化時までに登場した400番代の国鉄型車輌のプロフィールを掲載します。また先般、吹田総合車両所にジョイフルトレイン“あすか”が輸送されましたが、この“あすか”はJRでは最後の「お座敷客車」でもあります。過去にさまざまな牽引機と“あすか”との組み合わせが実現しましたが、さまざまな名場面の写真とともに“あすか”の履歴を整理します。
 誌上グラフでは、小田急ロマンスカー7000形(LSE)と工業地帯を走る国電205系を主題とした2本を掲載します。

・今月の連載記事
「今日も空鉄」では、本号の特集にちなみ「凸の勇姿」と題してDD51を主題としています。特に国内現役唯一の鉄道可動橋として有名な末広橋梁を渡るDD51牽引のセメント列車の姿は必見です。もちろん、模型工作派にも参考となることでしょう。
 「ガイドブック 最盛期の国鉄車輌」では、蒸気機関車C60形を解説します。前号まで解説したC59形の従台車を2軸としたものがC60形ですが、登場の経緯や配属された各区所で充当された仕業などを解説します。

・新車紹介記事など
 西日本鉄道9000形を紹介するほか、本線試運転が開始された西武鉄道40000形の試運転時の写真を掲載しています。

タイトル:
レイルマガジンvol.400 2017年1月号
定価:
1500円+税
発行年月日:
2016年11月21日