2016年4月26日

モデルカーズ241号 2016年6月号

特集:シルビア一族回顧録

オープン・スポーツの名車ダットサン・フェアレディ1600のシャシーに、
美しいクーペ・ボディを載せて1965年にデビューしたのが、
日産シルビアである。「シルビア」とは、ギリシャ神話に登場する
乙女の名前「シルヴィア」---狩猟と貞節の女神ディアナに仕えるニンフ(精霊)---
に由来する。フェアレディ(美しい淑女)という抽象的なネーミングから
一歩進んで具体的な女性の名を得た訳だが、その生涯は波乱と苦悩に満ちたものであった。
7年のブランクを経ての復活、モデルチェンジごとの美醜の入れ替わり、
晩年はドリフトマシーンの代名詞となって、そしてついに、
車種ごと消滅という最期を迎えたのである。しかしかつて、シルビア家の一族は繁栄を極めた。
ガゼールや180ZX、そしてシルエイティやワンビアといった姉妹やその子孫を、
模型で振り返ってみよう。

その他のコンテンツ
・今、もう一度アンチモニー
・今月の1台「ビーマックス/アオシマ1/24 TA64 セリカ」
・ハセガワのNッコロで遊ぶ(前編)
・アメリカン・モデル・カーズ 番外編
ほか

タイトル:
モデルカーズ241号 2016年6月号
定価:
1389円+税
発行年月日:
2016年4月26日

バックナンバー/関連誌