第1号の発刊は2006年7月。おかげさまで、Blue.は2026年で20年の節目を迎えることができました。ひとえに読者の皆さまと、多くを教えてくれた諸先輩方、共に歩んでくれた仲間たちのおかげです。心より御礼申し上げます。 20年とは、赤ん坊が生まれて成人を迎えるまでと同じ時間です。創刊当時のサーフシーンは、ショートボードとロングボードの線引きがとても明確でした。そんな時代にBlue.は2つの信条をもってスタートしました。ひとつは「ボードカテゴリーに固執しない」こと。もうひとつは「サーファーの生き方(ライフスタイル)を伝える」こと。サーフボードが長かろうと短かろうと、みんな波に乗ることを愛してやまないサーファーですから。 というわけで、今号の巻頭特集はこれまで世に出してきたBlue.全号アーカイブをカルチャー目線でお届けします。なかなかの特集数、それはイコール、サーフィンという文化がいかに多彩な魅力を有しているかという証です。20年の軌跡をどうぞお楽しみください。 見返すと、貴重な写真がいっぱい! フリーサーファーという在り方を示してくれてきたラスタもアレックスもスコッティも、みんな若い。一方、109号の表紙を飾った小熊海ノ介は2006年、110号に登場してくれたトッシュ・チューダーは2004年生まれ。彼らは創刊当時は赤ん坊だったのか。そんなみんなと世代を超えてつながっている。なんて素敵なことなんだ! 表紙のアートは同じ時代を見つめ、世界へ羽ばたいていった花井祐介さん。「Always stood with the ocean.(いつも海と共にある)」。私たちは海の味方、海の声に耳を傾け、陸(社会)を見つめるサーファーです。ステッカーも貼ってね!