北海道第2の都市・旭川市内を走っていた2つの鉄道、1927(昭和2)年開業の旭川電気軌道と1929(昭和4)年開業の旭川市街軌道について、歴史・沿革を解説した311巻に続き、312巻ではそれぞれの路線や駅・停留所、歴代の車両について解説します。 純粋な市街電車であった旭川市街軌道に対し、旭川電気軌道は貨物輸送も行う郊外電車的な役割を併せ持ち、鉄道車両に近い高床式の車両が使用されていました。中でも1955(昭和30)年製のモハ1000型は18m級の堂々たる車体を持ち、貨車を牽いて併用軌道を走る姿は同鉄道ならではの印象的なシーンでした。 旭川市街軌道は1956(昭和31)年にバスに転換する形で廃止、残った旭川電気軌道も1972(昭和47)年限りで廃止されましたが、「旭川電気軌道」の名称は現在でもバス会社として引き継がれています。【内容】カラー頁 旭川電気軌道東川線 沿線点描 旭川電気軌道東旭川線 沿線点描 旭川電気軌道の車両 吉田初三郎式鳥観図に見る旭川市街軌道・旭川電気軌道路線・車両編のはじめに3.旭川市街軌道 路線紹介 3.1 路線概要 3.2 一条線・四条線 3.3 師団線 3.4 六号線・東六号線(旧師団線)4.旭川電気軌道 路線紹介 4.1 路線概要 4.2 運転(昭和40年代後半の状況) 4.3 東川線各駅紹介 4.4 東旭川線各駅紹介5.旭川市街軌道の車両 5.1 旭川市街軌道 車両概要6.旭川電気軌道の車両 6.1 旭川電気軌道 車両概要 6.2 単車の時代 6.3 ボギー車の時代 6.4 排雪車・貨車などコラム2 100型は完全新製車なのか参考文献(311・312巻共通)おわりに