RMモデルズ320号 | ネコ・パブリッシング

2022年3月18日

RMモデルズ320号　2022年5月号

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特集：架空鉄道のススメ

鉄道模型で再現する空想の鉄道について取り上げます。
鉄道模型の醍醐味のひとつ架空鉄道遊びは、路線、車両形式、列車ダイヤを架空のものを設定し、それに基づいて列車を走らせ、さらには自分だけの独自の車両を作ってみたりと、本来の鉄道模型の楽しさを幅広く引き出すことのできる遊び方です。レイアウト、情景志向の強いもモデラーの世界では「〇×鉄道」や「〇□急行電鉄」など自分のレイアウトに架空の社名をつけて遊ぶことがひとつの王道でした。近年は模型車両の精密化の方向に押され、架空鉄道遊びはあまり取り上げられなくなってきましたが、一方で車両のフリーランス工作は、今もって人気の高いカテゴリーです。今回RM　MODELSではSNSなどで話題の漫画「オオカミが電車を運転するだけのマンガ」の作者、らつた氏を迎え、氏の物語内に描かれている架空鉄道を軸に架空鉄道を考えるときのポイントや、フリーランス車両のデザインのポイントを聞き、ともすれば荒唐無稽になりがちな架空鉄道についての哲学をお聞きします。また、本誌「昭和模型工作室」を連載する宮下洋一さんをはじめ、架空鉄道を鉄道模型で再現してるモデラーの方々にもお話をお聞きするほか、モジュールレイアウトで作った架空の地方私鉄の各駅の作例などを紹介いたします。
また、今回初の試みとして、表紙をらつた氏イラスト採用、記念すべき月刊誌となりました。

【特別付録】
今回の特別付録は「乗務行路票（運転時刻表用紙）」です。これは運転士が運転のために持つ運転時刻表、これを自分の架空鉄道のために書き入れる帳面を付録として製作しました。
更に巻末にはもうひとつの付録として毛鉄1500系ペーパークラフトと、イラスト版映える撮影用背景紙が付きます。