Blue.のスペシャル・エディション『Surfing California 2』。これはBlue.が長年にわたって取材を積み重ねてきた、カリフォルニア関連の記事を一冊にまとめた永久保存版です。
いまや絶版となっている2011年リリースの『Surfing California 1』は、FISHのリバイバルを含むBlue.01~19号の記事をまとめたものでした。あれから6年、満を持して登場のVol.2はBlue.20~40号の特集を中心にピックアップ。
“ミッドレングス”をテーマにした総力特集は、ボードカテゴリーに固執せず「波に合わせてサーフボードを選ぼう」というサーファーの自由意識を喚起するひとつのきっかけとなりました。掲載当時はまだ初心者ボードやファンボードといった呼び名が根強く、このレングスに深くフォーカスするシェイパーは多くありませんでしたが、今では世界中のエキスパートたちがミッドレングスを愛しています。 そして、今号を象徴するもうひとつの大きな流れが、モダンサーフィンの祖とも言われる“PIG”。1950年代にデイル・ベルジーが「まるでブタのお尻のようだから」と名付けたユニークなアウトライン。それは時を経て、近年のシングルフィン・ロングボードのデザインに大きな影響を与えています。その魅力はいったいどこにあるのか、なぜリバイバルしたのか……Blue.では2号に渡って掲載した大特集を、『Surfing California 2』では一気に読破することが可能です。 その他にも、ライフスタイルやカルチャー、アートに至るまで、盛りだくさんのコンテンツ。南カリフォルニアからサンフランシスコまで、そうそうたるメンバーが世代を超えて登場します。