2017年12月14日

カセットテープコンプリートブック

僕らの青春はカセットテープとともにあった!

※コンテンツには過去に発行した『ステレオ時代』の記事を増補改訂あるいは再編集したものを含みます。

1970年から1990年代の国産オーディオを中心に取り上げるムックシリーズ『ステレオ時代』が渾身の力を込めてお送りするカセットテープとヘッドフォンステレオだけを集めた1冊。
これまでいくつものカセットテープ関連書籍が発行されましたが、この『カセットテープ コンプリートブック』は資料性に重きを置いた本に仕上がっています。

【内容】
『カセットテープ年鑑』では1971?1993年に国内で販売されていた主要なカセットテープを網羅。
とくに価格表は各モデル各分数での価格を記す、これまでになかった資料となっています。
『ブランドストーリー』ではTDK、ソニー、マクセルなど、主要なカセットメーカーの成り立ちや主要モデル、
上位4社+デンオン(日本コロムビア)については各モデルの発売時期やモデル変遷が分かる年表を掲載。(過去『ステレオ時代』にて掲載したものの改訂版)
また『TDK MA-Rはどのようにして生まれたのか』では、ダイキャストフレームを持つカセットテープとして知られるMA-Rの、開発者の特別インタビューにより、これまで語られることのなかったMA-Rの誕生秘話に迫ります。
また後半は『ヘッドフォンステレオ編』として構成。
『ウォークマン伝説』『カセットボーイ物語』『ナショナル ヘッドフォンステレオ史』では、
各社のヘッドフォンステレオのほとんどのモデルについて写真、機能アイコン、主要スペックを掲載。その数、3社合計でなんと499モデル! (過去『ステレオ時代』にて掲載したものの増補改訂版)

そのほかカセットテープ関連企画満載でお届けする、思い出に浸れる1冊であり、ネットオークションでの売買時に役立つ1冊でもあります。

 

【SPECIAL】
・『まえがき』に代えて― 特別対談:生島昇×牧野茂雄
 カセットテープが消滅しないのはなぜか
 高解像度デジタル音源全盛のこの時代なのに
 かつてのオーディオマニアや音楽ファンだけでなく
 若い世代にもカセット支持者が広がっている
 この現象を、本誌論客(?)の二人が語った

・生録に出かけよう!
 カセットテープの実力、いまだ色褪せず

【PART.1 カセットテープ編】
・カセットテープ年鑑 1971~1993
・TDKブランドストーリー
・SONYブランドストーリー
・maxellブランドストーリー
・FUJI/AXIAブランドストーリー
・COLUMBIA/DENONブランドストーリー
・That's ブランドストーリー
・その他のブランド
 Scotch/National/Victor/Konica
・『懐かしのカセットテープ博物館』訪問記

 

【PART.2 ヘッドフォンステレオ編】
・ヘッドフォンステレオ進化論
・凝縮が生んだ銘機 1984 SONY WM-D6C
・ウォークマン伝説 1979~2003
・カセットボーイ伝説 1980~2003
・ナショナル ヘッドフォンステレオ史 1981~2005

タイトル:
カセットテープコンプリートブック
定価:
1287円+税
発行年月日:
2017年12月14日
978-4-7770-2146-8

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