2017年6月21日

RMライブラリー215 国鉄DD13形ディーゼル機関車(下)

1958(昭和33)年に1号機が登場したDD13形であったが、蒸気機関車全廃という国鉄の大きな目標のもと、昭和40年代に入っても増備が進められ、1967(昭和42)年の19’次車でついに総数416輌に達した。これにより本来の目的であった入換や小運転のほか、只見線などでの客車列車牽引や羽越本線での貨物列車牽引など、実に多彩な活躍を見せたのである。もちろん、それは来るべき電化や気動車化、あるいはDE10形が増備されるまでのセットアッパーとしての役割ではあったものの…。

国鉄DD13形について3分冊で詳説する本書、下巻では残る1966(昭和41)年登場の17次車から国鉄DD13最後の増備となった1967(昭和42)年の第19’次車までを収録するとともに、製作輌数と重連型についての考察や知られざる寒地型、後天的な改造について解説する。

タイトル:
RMライブラリー215 国鉄DD13形ディーゼル機関車(下)
定価:
1250円+税
発行年月日:
2017年6月21日
978-4-7770-5412-1

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