2017年1月21日

レイルマガジンvol.402 2017年3月号

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特集: 国鉄分割民営化・JR発足30周年

2017年最初の号となる通巻402号では、1987(昭和62)年の国鉄分割民営化およびJRグループの発足から今年で30年を迎えるのを記念して、この30年間のあゆみをまとめる特集記事をお届けします。
日本国有鉄道は昭和62年3月末をもってその役目を終えることとなりましたが、鉄道趣味の視点から当時の国鉄~JRを取り巻く状況をとりわけ車輌面や輸送面などから論じ、国鉄ならではの出来事やJRならではのイベントなど、各々の特色を整理します。そして昭和62年3月31日に〈旅立ちJR号〉が東京および上野から、旅客6社分の計6列車がそれぞれ出発していきましたが、翌4月1日のJRグループ発足からこの30年の間に生じた主要な動きをまとめます。JR発足翌年の青函トンネル・瀬戸大橋の開業や“オリエント急行”の来日にはじまり、新幹線網の拡充とそれに伴う在来線網の縮小、定期客車列車の廃止や貨物輸送の変貌など、さまざまなトピックを懐かしの写真とともに振り返ります。
また巻頭では、「『あの日』から30年 ―国鉄が消えた日、JRが登場した日―」と題して、編集部の当時の取材写真を中心にグラフ記事を構成しています。115年の長きにわたって日本の鉄道網を支えてきた国鉄と、それを継承したJRグループの誕生。「あの日」からの歴史を振り返ってみませんか。

・一般記事
今月はグラフ「RM Gallery」として「惜別、烏山線キハ40 ―四季を振り返る―」と「江の川に寄り添って ~三江線、最後の季節へと~」の2タイトルを収録しています。長年沿線に通い続けてきたベテラン・ファンによる作品をお楽しみください。また、北海道で撮影困難な時間帯の写真に挑戦し続けて、独自の作品を創り続けている番匠克久さんによる「Photo Exhibition Preview 汽憶」も掲載しています。
そして第二特集記事として、「JR東日本209系 ―901系誕生から現在まで―」を掲載しています。209系は「寿命半分・価格半分・重量半分・ノーメンテナンス」をコンセプトに製作され、E231系やE233系などの大きな影響を与えたJR東日本独自の通勤型電車ですが、今となっては500番代が中央・総武緩行線、京葉線、武蔵野線、1000番代が常磐緩行線、2000・2100番代が房総地区、2200番代が南武線、そして3000・3100番代が八高線・川越線で運用に充当されているのが現状です。そこで、登場時の経緯から増備がなされた時代、転用から廃車まで、901系の時代から数えると25年を迎える209系の歴史を整理します。

・今月の連載記事
今月から新連載「続・名峰へのプロローグ」がスタートします。「続」とあるように、かつて本誌1995年11月号(通巻146号)より連載していた「名峰へのプロローグ」の続編です。当時は銀塩写真で作品を創っていましたが、デジタル機材の導入でさらに表現の幅が広がったカメラマン・徳永 靖さんの連載にご期待ください。
そして連載第22回目となる「今日も空鉄」では、「タンク機の勇姿」と題して大井川鐵道大井川本線の蒸気機関車を上空から迫った作品を掲載します。大井川鐵道の蒸機を上空から捉えた作品は少ないのではないでしょうか。模型工作派にもお勧めの記事となっています。
「ガイドブック 最盛期の国鉄車輌」では、前号に引き続いて蒸気機関車C61形を解説します。今号では改造履歴や往年の活躍ぶり、そして本線上からの引退に至る一連の歴史を詳述します。

・新車紹介記事など
地下鉄銀座線の旧1000形をイメージした意匠を施した、東京メトロ1000系特別仕様車(第39編成・第40編成)の概要を掲載するほか、小田急電鉄のロマンスカー30000形のリニューアル車“EXEα”を紹介しています。

タイトル:
レイルマガジンvol.402 2017年3月号
定価:
1148円+税
発行年月日:
2017年1月21日